10月 11, 2025
看護師の仕事内容について

重症心身障害児(者)施設での仕事は、専門的な支援とケアを提供することが主な役割となります。
また、重症心身障害児(者)施設では、さまざまな職種のスタッフが所属しており、それぞれの専門性を発揮した仕事を行います。
そうした中で、看護師の主な役割としては、児童の身体的な健康管理が挙げられるでしょう。
医師の指示に基づいて診療や投薬を行い、病状の監視や健康管理を行います。
具体的には、バイタルチェックや褥瘡・皮膚ケア、服薬管理などが含まれます。
児童の生活にかかわる介助を担うこともあります。
介助は基本的に介護士などが行うことが多いですが、施設によっては、看護師も介助に携わることもあります。
そのほかにも、報告書の作成や児童の家族との連絡も任されます。
緊急時の対応も重要な仕事の一つです。
上記で挙げた仕事内容は一般的なものであり、施設や担当する児童の障害の程度により異なります。
通常の病院で働く場合に比べて、医療的なサポートよりも介助などの身体的または心理的なケアを担うことの方が多い傾向にあります。
介助業務に関しては、施設によりけりですが、介護士が専任しているところもあります。
仕事を遂行するために、重症心身障害児(者)施設の看護師には観察力やさまざまな障害に関する知識が通常の病院で働く看護師以上に求められます。
看護師はこれらの仕事を通じて、重症心身障害児(者)施設における児童の総合的なサポートの一翼を担っています。

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